テクノゲルにはお客様のニーズにご対応するために、種々の特徴を有しております。それぞれの特徴を活かし、様々な分野、用途にて使用できる製品となっております。
粘着性
生体粘着並みの高粘着性なもの(開発品)から、微粘着性なものまで調整可能。
導電性
電解質を含有することにより、イオン導電性を付与することが可能です。心電図などの生体センサー向けの低インピーダンスから、TENS・刺激電極などの高インピーダンスまで対応可能です。
低皮膚刺激性
- 皮膚貼付後の比較

- テクノゲルは角質の付着が少なく、通常の医療用テープに比較して肌に優しいことがわかります。
- 実験方法:
1.人の腕(肘から手首の間)の外側に各々のテープを貼付し3時間経過後に剥離。
2.ヨウ素雰囲気中で上記使用後テープと、使用前テープを約3日間着色。(角質は着色せず、粘着剤が褐色に着色)
3.拡大鏡を使用して、各々のテープ表面の写真撮影を実施 - ※評価の一例
テクノゲルは当社独自の重合技術を駆使し反応性を制御することにより、かぶれや皮膚障害の原因となります「残存モノマー量」を低減しています。
安全性
独自に開発した重合反応制御技術により、ゲル体中に残存するモノマー率を極めて低減した安全性の高いポリマーネットワークを形成することが可能となりました。
さらに、安全性の確認された内容成分から構成されていますので、高い安全性を確保しています。
水分呼吸性
テクノゲルでは皮膚から発汗があってもゲル内に水分が拡散し、水分呼吸をすることで蒸れにくくなっています。
弾性
ゲル体は弾性を有するものの、引張強度は弱いのが一般的です。粘着性が低く、引張強度が強い高弾性タイプもあります(開発品)
加工性
ゲル硬さやゲル厚みを調整することが可能です。他素材との組み合わせも可能です。

- テクノゲルを心電図用電極に使用した例
テクノゲルを生体電極に適用した場合、極めて微弱な電気信号を受け渡しする必要のある高精度な心電図用モニタリング電極や、電気信号を安定して伝え皮膚への電気量の伝導性を制御する必要のある電気治療機器用電極まで任意に導電性能をコントロールすることが可能です。
テクノゲルの構造及び電気性能

- ポリマーマトリックスイメージ
一般に、イオン伝導材料は、電極エレメントとの組み合わせによって、自由電子として電気信号を伝えることができます。しかしながら従来品では、インピーダンスのみならず電極エレメント材料との接触界面での電気的な反発によって、接触インピーダンスが増大するという欠点を有してきましたが、「テクノゲル」は、この電気的な反発の低減化を実現し、微弱な電気信号を高精度に伝えることができます。
心電図用電極特性(AAMI Disposable ECG electrodes に準拠)
| AAMI(米国医科機器振興会)基準 | テクノゲル使用心電図用電極 | |
|---|---|---|
| 電極対電圧(mV) | 100 以下 | 0.5 |
| 電極対インピーダンス(Ω) | 2000 以下 | 150 |
| 電極の除細動耐性5-sec (mV) | 100 以下 | 15 |